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宝石言葉エメラルド【宝石言葉】

【宝石言葉】 5月の誕生石:エメラルド
幸運・幸福・勝利・成功。頭脳を活発にし、仕事運をアップ。

お手入れ方法3月の誕生石

宝石の中でもとても気をつけなければならない種類ですので充分にお気をつけください。
衝撃・熱・急激な乾燥に弱いので注意して下さい。
超音波洗浄も除光液(エンハンスメント(一般的な改良処理)として含浸されていることで)も使用しないでください。
水洗いをされる際は充分な注意が必要です。
柔らかい絵筆などを使い中性洗剤を泡立ててから力をかけずにサラッと撫でて汚れを浮かせます。
その後、水洗いを致しますと効果的です。急激に乾かす行為は避けて、布で水分を拭き取った後は 自然乾燥にして下さい。

宝石の特徴アクアマリンの特徴  硬度7

エメラルドの特徴について
硬度7.5~8ライン
エメラルドの硬度は、比較的硬い分類になるのですが、衝撃に非常に弱い性質を持っています。
ここで注意しなければならない事は、宝石の硬さを表すモース硬度は、傷付きにくさを 表しているのであって、
割れにくさを表していない事です。
薬品に対する反応は、フッ素を除いて良く耐える事が出来ます。
エメラルドは割れやすく、内部に歪みを持ち、圧力にも敏感なので、加熱には十分注意して出来れば避けて下さい。
ほぼ全てのエメラルドはオイル、または樹脂の含侵処理が行われています。
天然のひびや気泡に オイルが詰めてある訳ですが、乾燥による蒸発、洗浄による抜けにより、
元のひびや気泡が見える様になる事が有ります。
エアコンの風が当たる所や、日の当たる場所にも放置しないようにして下さい。

Bits of knowledgeヴァンモアが贈る究極の豆知識

「エメラルド(EMERALD)」は鉱物としては「ベリル(BERYL)」として「アクアマリン(AQUAMARINE)」と同じ
化学組成(Be3 Al2 Si6 O18)で出来ています。
鉱物名や色が違う理由には、同じ化学組成はメインでそれ以外のドーパント(不純物)にクロムやパナジウムといった物が微量に違って混ざる事で変化します。 これが天然の証拠ともなり地球の魔法のような神秘的な現象につながるのですね。 内部に不純物(インクルージョン(内包物)が少なくて明るく濃い緑色の物が最上級とされています。
しかしながら、天然の物に不純物(インクルージョン(内包物)が全く無いものがほとんど存在しない為、
「不純物」が一番多くある宝石という印象も定着しています。
そして少ない現象ではありますが、キャッツアイ効果(シャトヤンシー効果)の現れる「エメラルドキャッツアイ」や、スター効果がある「スターエメラルド」と呼ばれる希少性の高いエメラルドが産出される事もあります。
そんなエメラルドの世界産出国として「コロンビア」がかなりを占めています。
1位 60% コロンビア
2位 15% ザンビア 
3位 12% ブラジル  
4位  4% ロシア     
5位  3% ジンパブエ  
6位  3% マダガスカル
インクルージョン(内包物)を顕微鏡で見て産出国の特定は、熟練した鑑定士でも肉眼で見ただけでは判別が付かない宝石ですが、各鑑定機関に出して内包物の状況である程度判断できます。 コロンビア産のエメラルドは特徴があり比較的分かりやすいです。 古代エジプトのクレオパトラも愛用した地位・権力の象徴。知ると益々興味の沸く宝石です。

【鉱物組成】 「エメラルド( emerald)」は「ベリル(Beryl)」の一種で、化学組成は【Be3 Al2 Si6 O18】、アクアマリンと組成を同じくしますがクロム Cr やバナジウム V がドーパントとして混入しています。
硬度 : 7.5 ~8
比重 : 2.67-2.90 
結晶系:六方晶系

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トラピチェ トラピチェ・エメラルド

エメラルドは宝石の取引上の分類として【貴石】とされる宝石でとても高額な物が存在します。
硬度は高いのですが、職人が制作する時も日常お客様が身に着けていても破損に気を遣う宝石の中の一つです。
ベリルの中でもエメラルドは天然の物でほとんどに内包物を有するものですから、衝撃などにより割れることが多くて、 今までに何人ものお客様が破損により悲しい思いをされていますので十分にお気を付けください。
そのような『慎重さを世界中の方々が共有しているファッション ジュエリー』と解釈するとそれはそれでセレブリティな宝石という実感をも持ちますね。 職人としては、エメラルドの石留を任されるのが目標となるので、初めて留めを任された時は緊張と何かとても高揚したのを今も覚えています。
キャッツアイ効果(シャトヤンシー効果)やスター効果の現れるものもありそれも希少ですが、 特に他の宝石でもごく稀で独特な表情の「トラピチェ・エメラルド」は正にマニアックな希少石です。
中心に六角形とその6つ角からほぼ均等に放射状の線が伸びるように結晶軸にならって現れます。 その要因は、原石がニンニクをスライスしたような模様と[*]印のような模様とがあり、その中心を研磨して宝石にしているからですが、 このような形状になる起因要素は黒色頁岩内の超加圧された液体がエメラルド種結晶の成長を促進し、 トラピッチェへと形成されるユニークな成長環境を作り出すとGIA(Gemological Institute of America)の方から報告が2015年の秋に記事が配信されました。

[トラピッチェ]の語源は、サトウキビの絞り機などの農耕機具にある六角形の歯車≪スペイン語のtrapicho (歯車の意)≫に様子が似ていることから来ています。 そしてトラピチェ・エメラルドだけは、コロンビア西部にあるMuzo(ムゾー)やQuiopama(キパマ)、 Coscuez(コスケス)といった鉱山地域でエメラルド含有地帯の黒色頁岩中でのみ発見されています。

エメラルド

お問合せ番号_W52681DPZA

 

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