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宝石言葉ルビー

【宝石言葉】7月の誕生石:ルビー
情熱・仁愛・威厳。魅力的にし、挑戦する勇気を与える。愛の願いを叶える。

お手入れ方法3月の誕生石

基本的には熱にも強く、超音波洗浄も除光液も大丈夫です。
(ただし、グレードの低いもの(宝石の中にひび割れのような模様や曇ったような自然の模様のあるもの)は
超音波洗浄のような衝撃でも割れてしまう事がありますので、そのような宝石の場合は一般宝石と同じ
水洗い程度にされる事をお薦めします。)
中性洗剤を溶いたぬるま湯(30度前後)に5分ほど浸してから柔らかい絵筆、または柔らかいブラシなどを使い、
中性洗剤を泡立ててからなるべく力をかけずに
サラッと撫でて汚れを浮かせます。その後水洗いを致しますと効果的です。

宝石の特徴ルビー

真っ赤に燃えるような色を呈しているルビーは情熱的活動的なイメージがあります。
5大宝石の一つで古代から親しまれてきた宝石でもあります。
類似石として昔から代用品として使われてきた石にレッドスピネルがあります。
ルビーのメンテナンスはモース硬度(引っ掻きに対する強さ)がダイヤに次ぐ9で、靭性(割れに対する耐久度)も
ダイヤより上。酸や熱にも強いことから職人としても一般のお客様にも扱いやすい宝石になると思います。
ルビーもサファイアもコランダムと言われるグループに属し、性質は全く同じで、色だけが違う宝石です。
科学組成は酸化アルミニウムで、発色の要因はルビーの場合はクロム、ブルーサファイアは鉄とチタニウム、
バイオレットサファイアはバナジウムが微量入る事により、色が変わります。
高価なものは取り扱いに十分注意して下さい。耐熱性、耐酸性、対アルカリ性に優れています。
スタールビー、スターサファイアのスター効果は、インクルージョンと呼ばれるルチルの微細な針状結晶が
3方向に多数密集して内包されると生まれます。

Bits of knowledge

ルビーといえば、知っている方にも知らない方にも先ず基本的な事として、『ルビーとサファイヤは同じコランダム (corundum)で赤色の範囲に含まれる物はルビー、その他のカラーをサファイヤと宝石名称で呼んでいます。』ですから「レッド サファイヤ」という宝石は存在しません。一時期、「レッドサファイアという鑑別書が出た!?」と話題になったことがありましたが、一般的なGIAと関係する鑑別機関ではその表記は行っていませんので、独自の鑑定書を発行したラボ(研究所)によって発行されたもの、実際は絶対にいけないのですがコマーシャルネームとしての販売を目的として作成した業者がいたのではと思います。 ここで宝石を取り扱う世界の問題としては「厳密なルビーの色相定義(範囲)があいまい。」という事です。カラーコーディネータも使っている【マンセル・カラー・システム (マンセル表色系)】の赤色等色相面図を使ってほぼ世界中にて行われているのですが、色が薄くなった時の[ピンクサファイヤ]と青みを帯びた時の[バイオレットサファイヤ]の微妙な時はとても困ります。各国の業者から仕入れるときルビーと書かれた納品書を頂いても、国内の鑑定機関に出してピンクサファイヤと出てしまう事もあります。それによって価値が変わってしまいますので海外でご購入の際はお気を付けください。
そしてもう一つ『現在もほぼ日本国内で流通しているルビーには[加熱処理]を施しているものが多い』というのが一般的な内容です。近年では品名にルビーだけでなく「加熱(ヒート)または非加熱(ノーヒート)」を表示していることも増えましたので解りますが、実際は鑑別書に記載のみの場合が多く、この鑑別書が無い場合はほとんど見た目では解りません。そこに「含浸処理(ニューヒート)」として無色の油や樹脂を宝石に染み込ませる処理に似たもので、エメラルドへ一般的に施されているような処理があります。キズやクラックに染み込ませて固める事で、透明度と耐久性を改善するという目的で施されます。これが近年の新しい特殊な処理として使われています。このことは世界中の天然石への考え方として、ルビーやエメラルドに鉛ガラスを含浸するような処理を施すこと自体は悪い事ではありませんが、宝石鑑別上では[天然石]の表記が入るためお客様へ含浸処理をお伝えしなかったり希少と偽って高値で販売することは問題です。情報を正しく開示して妥当な価格で流通する事が大事です。宝石の状態はしっかり固まっているので一般使用では問題ないのですが、超音波洗浄機やスチーム洗浄機などで洗浄すると劣化する可能性があるので注意が必要と職人メンバーでは言われています。
有名なルビーのカラー表現として、「ピジョン・ブラッド」(ハトの血)と言われるミャンマー産の最高級のルビーがあります。国内の鑑別書で「ピジョンブラッド」と記載される場合はミャンマー産であることが条件に含まれていますが、海外の鑑別書では産地が問われていないこともあり色相定義(範囲)だけでこの記載があることもあります。そして、赤道付近での仕入れの際は日本国内と紫外線の量が違い見誤る事があるので、業者内では国内からマスターピースを必ず持参する方も多いです。最近ではミャンマー産の産出量は少なくなっていますので仕入れは困難です。 それから主にタイ産の透明度が低く鉄分を含んで黒ずんでいるものを「ビーフ・ブラッド」(ウシの血)と呼び、スリランカやベトナムなどで産出されるピンクに近い赤のものを「チェリーピンク」と呼ぶ業者の方も見えます。 更に、ここからがルビーの歴史を知ることで、とても興味深い嗜好性の高い宝石と思う内容です。 それは昔、1904年には既にルビーは合成宝石が生みだされていました。ですので、今からお婆様の代のジュエリーでも合成ルビーをとても多く見ます。引き継いだ娘様やお孫様はとても高価な物だろうと鑑別にお持ちになりますが、合成と聞いてがっかりされる方もお見えになりますので先にお伝えしておきます。 そしてその製法が素晴らしく、
・【ベルヌーイ法(Verneuil process)、別名:火焔溶融法=フレームフュージョン法(Flame fusion process)】 最初に宝石級の結晶(ルビー)の合成に成功したのは、1891年フランスの化学者ベルヌーイで、製法が公開されたのは1902年です。お客様がお持ち込みになるジュエリーにもとても多く見かけるのが「リンデスター(Linde Star)」と呼ばれるものがあります(最初に合成に成功したアメリカのリンデ社の名をとってリンデスター)。スタールビーや、スターサファイアにするためには、この製法から更に約1300℃で一週間ほど保ち、原料に加えられていたチタンをルチルの針状結晶(三方向)にしてスターを現れさせます。そしてさらにゆっくり温度を上げ、1870℃くらいになってから、今度はゆっくり室温まで下げるそうです。これはかなり硬くするために行います。見分け方としては天然のスター石よりも色鮮やかで、しかもスターがくっきりと美しすぎるので解ります。
・【フラックス(融剤)法(Flux Growth)】 この製法は比較的低温で原料を溶かすことのできる方法です。原料をフラックス(融剤)と混合したもので加熱して溶かし、ゆっくり冷やして結晶を成長させます。
・【引上げ法またはチョクラルスキー法(Czochralski Growth)】 ポーランドのチョクラルスキーが発明した製法で、ルツボ(坩堝)の中で原料を溶融して上から種子結晶をつるし、溶融液面のところで種子結晶と液を十分になじませながら、ゆっくり種子結晶を回転させつつ引き上げていく方法です。
合成宝石の製法には、文章で表しきれない研究者の「何故?」が詰まっていてとても興味深い内容です。これが20世紀の初めにもう既に発明されていたことにとても感心してしまいます。 単結晶は高い硬度と抗切削性(摩耗しにくい性質)があり静摩擦も小さいことから、固体レーザー機器や 精密機械の軸受などに使われていますので、レコード針や腕時計といった小型精密機械の軸受などに利用されます。それと言っても宝石ですからコストは高いので、高級品の機器に特化して使われています。

【産出国】
主要産地国 ミャンマー・スリランカ・タイ王国・ベトナム・カンボジア・タンザニア・マダガスカル・モザンビークなど

【鉱物組成】
コランダム(鋼玉、【Al2O3】)の変種
硬度 : 9
比重 :3.95-4.10
結晶系: 三方晶系

ルビー

お問合せ番号_C51954RRVE 

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