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宝石言葉12月の誕生石:トルコ石

【宝石言葉】 12月の誕生石:トルコ石
繁栄、成功、守護。幸福や繁栄をもたらす。

お手入れ方法12月の誕生石:トルコ石

デリケートな石ですので、できるだけ水、汗、熱、などに触れさせず、強い衝撃を与えないように注意しましょう。
普段の手入れは柔らかい布で、から拭きをして下さい。
拭けないような狭い部分はブラシを使って 掃き出したりして汚れが付着していないようにして下さい。
ひどい汚れの場合は、中性洗剤で手早く 洗ってよくすすぎ、すぐに乾かしてから拭きをして下さい。
超音波洗浄器などでは、洗浄しないでください。

宝石の特徴トルコ石

トルコ石が称賛されていたことを示す品は、古代エジプトからメソアメリカへそして中国まで世界中に見られます。
ナチュラルターコイズ は、ダイヤモンドなどと違い硬度も低く、湿気や熱にも弱い石です。
ヒビが入りやすく、傷もつきやすいので、着用するときは 気をつけなければなりません。
特に淡い水色(スカイブルー)の石はすぐに変色してしまうようで、 水でさえ厳禁です。
汗や体の油、コロンやローションでも変色するので、汚れたときはすぐに軽く拭き取って、
そのまま放置しないよう注意が必要です。
また、ターコイズの指輪をはめている際には、石けんでそのまま洗ってしまわないように注意しましょう。
直射日光もなるべく避けましょう。絵画もそうですが、退色の原因になります。
また、暑い日に車の中に置きっぱなししないようにしましょう。

Bits of knowledge 『誕生石紹介(トルコ石(ターコイズ))知識』

12月の誕生石タンザナイトに比べてトルコ石(ターコイズ)の歴史は逆にかなり古いもので、紀元前3000年頃より以前からエジプト人によってシナイ半島で採掘されていたと記録があるほどだそうです。
日本ではインディアン ジュエリー(Indian Jewelry)【Indian(インディアン)はNative American(ネイティブ・アメリカン)を呼称】に使われている宝石として認知度が高いと思います。こちらの歴史もやや古く、16世紀にスペインの侵略支配から18世紀にメキシコへ支配権移ったりする長い支配下の中、そのスペイン人やメキシコ人から技術を習得して現代の素晴らしい表現となったようです。インディアン ジュエリーに関してはとても詳しい記事が他社・作家方々によって幅広く執筆されていますので、ここでは軽く列挙いたしますと、名称としてインディアン ジュエリーと呼ばれているのは下記の五種族により作製されたものの伝統を引き継いでいるそれぞれの特徴を持った技法で製作された作品を指しているという状況です。
・ナバホ(Navajo)族
アメリカ南西部(アリゾナ州とニューメキシコ州にまたがる砂漠地帯)に居留する最大の部族です。
【スタンプワーク《タガネ(鉄の棒の先に模様を削って施した道具)で銀板に模様を打ち込む方法。》】
・【コンチョ《ボタンやベルト等に使う円形や楕円形の作品。》】・【ナジャ《 スカッシュの花をイメージしてデザインされた主に女性が身に付ける子孫繁栄を祈るお守りとしての装飾品。》】・【フェザー《特にイーグル[鷲(ワシ)]の羽とされていて、他の部族でもよくデザインされる代表的なモチーフ。》】が主な特徴とされています。
・ホピ(Hopi)族
アリゾナ州北東部に住み比較的小さな部族とされていますが、アメリカ最古と言われていて誇り高き部族の一つです。 【オーバーレイ《銀板を糸鋸で巧みに透かし抜きした物ともう一枚の銀板を貼り合わせる方法。》】・【サンフェイス《文字通り[サン(太陽)]を象徴としてデザインされた装飾品。》】・【ベアパウ《熊の手といった[熊=『強さ・力・権力』]を象徴としてデザインされるモチーフ。》】・【スパイダー《蜘蛛が巣を作り上げていくという地道な姿から『努力を続ければ達成できる』という成就の意味があるモチーフ。》】・【《現代から見ても可愛らしい象形文字のようなデザインというと解りやすいと思われるジュエリー。》】が主な特徴とされています。
・ズニ(Zuni)族
現在はアメリカ合衆国のニューメキシコ州及びアリゾナ州の一部に居留する部族です。
【インレイワーク《板状にしたトルコ石/オニキス/珊瑚/貝など色々な素材をモザイクの様に嵌め込み接着材で留める方法。》】・【チップインレイ《インレイワークとは違って素材を適度にカットしたり細かく砕いた物を透明の樹脂と混ぜて図柄をつくる方法。》】・【ニードルポイント《半円状カボッションにカットしたトルコ石や珊瑚を枠に合わせて削って留めて円形の花を表現すること。》】・【クラスター《半円状カボッションにカットしたトルコ石や珊瑚に枠を合わせて削って留めて円形の花を表現すること。》】が主な特徴とされています。
・サント・ドミンゴ(Santo Domingo)族
「プエブロ」と呼称されるメキシコ北部とアメリカ合衆国南西部、特にニューメキシコ州やアリゾナ州に残るインディアンの伝統的な共同体の集落(またそこに住むインディアンを集合的に呼んだ言葉でもあります。)に含まれる部族です。 【《トルコ石/オニキス/珊瑚/貝など色々な素材を綺麗なほぼ同じ円盤型やバロック(均整と調和のとれているゆがんだ変形型)に一個一個削り、そして穴を開けて紐を通したビーズネックレスやブレスなどの装飾品。》】が主な特徴とされています。
・イスレタ(Isleta)族
こちらも「プエブロ」に含まれる部族です。
【《「イスレタ」とはスペイン語で「小さな島」という意味を持つように、『羽根』のモチーフを繊細に表現したバングルやその他ジュエリーが印象的な装飾品。》】が主な特徴とされています。

上記の分類を主な特徴としていますが、現代に至って日本国内の流通では特にしっかりした区分けが存在するという訳ではないと思います。言葉や音楽と同じく近代化してグローバルになることで、ミックスされた新しい表現が生まれて、それにまた『インディアン ジュエリー』というジャンルが広がるといった自然の摂理と思い、伝統を守った作品も新しい作品も大切に見守っていきたいと思います。

そしてトルコ石(ターコイズ)は多くの主要国で産出することからそれぞれの国の文化にも軽く触れておくと、

ヨーロッパでは17世紀の医学者アンセルムス・デ・ブートが父から頂いたトルコ石を身に着けていて落馬事故から命を救われたと書き残している事から、現在日本でも言い伝わる『身を守る護符』として車のキーフォルダーにもよく使われています。自分も誤解していたのですが、この意味の発祥はそれこそインディアン ジュエリーからだと思っていましたが西洋とされるとても古い歴史からでした。

中国でも3000年以上に渡りわずかながらトルコ石の産地です。

チベットでは緑色のトルコ石が珍重されると言われるように、現在日本でもコレクターの中では緑色を好む方もお見えになります。

イランが2000年以上前からトルコ石のもっとも主要な産地で、その理由も高品位の素材が最も一貫して採取されていたためとされています。宝飾品として使用しているものは一般的にやや薄いスカイブルーで均一な色合いに白い斑点が付いている「ナチュラル」と称されるものだと思いますが、これはかなり高価に取引されているものもあります。そしてそこに宝石の好きな方以外は耳慣れない単語「練りトルコ石」なるものも存在します。

ここで内容の展開となりまして『はたして「練りトルコ石」は偽物!?』という話をしたいと思いますが、このトルコ石(ターコイズ)の『本物or偽物』の判断がとても難しい宝石なんです。それは見た目の区別も玄人でもかなり困難なことと、ダイヤモンド程ではないですが本物と偽物の価格差があるので世界の宝石業界特有の「騙し」の対象になる宝石の一つである為に模造石の多様な技術が存在しています。
天然のトルコ石(ターコイズ)は多孔質で表面に無数の穴が炭のように空いていまして、研磨だけの状態では艶があまり無くどちらかというとツヤ消ししてあるような印象です。そしてこれが普段素手で扱っていて皮脂などの汚れが付くと超音波洗浄機でもお湯でもシンナーでも取れない、ホントに取れないので「汚れている方がナチュラル(天然)?」と思ったこともあります。それではいけませんので表面に電気的加工(コーティング)を施したり、ワックスがけを施したり、表面のみ樹脂でコーティングしている事が多くあります。ここまでは宝石学特有の「化粧を施した程度」との見解で『本物』となります。 そこに低品質なものを樹脂などでコーティングしますと、まるで高級な天然のトルコ石(ターコイズ)に見えるのですがこちらも「素材がトルコ石(ターコイズ)に化粧を施した程度」となり宝石学見解で『本物』となります。
先ずここで「ん?」と思われますよね、ですので価格によりますが数十万~数百万にもなる商品を購入の際は信用のおける宝飾店をお勧めします。(俗に言う「高級な天然のトルコ石(ターコイズ)には白い斑点がある」という所見だけでの購入もあまりお勧め出来ませんのでご注意下さい。)
次に、本物のトルコ石(ターコイズ)の粉末を混ぜ固めたものとして「練りトルコ石(ターコイズ)」なるものが現れます。どうでしょう、これは本物or偽物?。答えは・・・と言いたいところですがナント「グレーゾーン」です。宝石店として扱っている私達も「金額ベースとアート表現の素材」という感覚で捉えていて、この素材も上記の低品質なものを樹脂などでコーティングしたものとほぼ同じ安価で流通していますので本物か偽物かと位置付ける事もないほどなのが現状です。そしてこの練りトルコ石で出来たカメオなどは装飾品として見栄えがしますのでやや高価な作品に使用したりもしますから、お店で安い商品という訳でもないというのが事実です。ですが「高級な天然のトルコ石(ターコイズ)」と謳って法外な値段で売られたらそれは断じて偽物!ですので気をつけたいところです。
では本当の「偽物」は?と言いますと、先程の練りトルコ石(ターコイズ)と見られる中に『トルコ石(ターコイズ)の粉末ではなくハウライトやマグネサイトなどの違う石を使って染色などの二次加工もしているもの』が存在します。これはさすがに名称が「トルコ石(ターコイズ)」として販売されていたら偽物です。これもまた一見解りませんし簡単な判別方法もありませんから何より信用のおける宝飾店をお勧めします。
ちなみに、プラスチックなどの合成素材でも精巧に出来た模造品も存在します。

最後に自分もそうでしたが、「トルコ石」と呼んでいるだけに実際トルコ共和国で取れていると思われてしまいますが勘違いで、トルコ経由でヨーロッパに運ばれた事に起因してそう呼ばれているのだそうです。ですので主要産地国にトルコ共和国は含まれていません。



【産出国】
主要産地国 アメリカ・オーストラリア・チリ・中国・イラン(歴史的に有名)・メキシコなど

【鉱物組成】
CuAl6(PO4)4(OH)8・5H2O
硬度 :5~6
比重 :2.40-2.90
結晶系:三斜晶系

トルコ石

お問合せ番号_W50336XPVE(左)・POD-VV(右上)・W51544QPVD(右中)・Q328(右下)

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