0120-86-1971

名古屋宝石お手入れことなら宝石工房へ  

SINCE1971 ~ジュエリーショップSTART~
宝石鑑定士による宝石の解説とお手入れ方法
ハイクオリティショップ。
愛知県名古屋市栄の Jewelry  shopカンパニー。

 
ヴァンモアリフォームページ
宝石言葉ガーネット

【宝石言葉】1月誕生石:ガーネット
真実・忠実・貞操・友愛・勝利。消極さや孤独をなくし多くの人に愛されるように。 忍耐を成就するよう導く。

お手入れ方法1月の誕生石

ガーネットは薬品や熱にも強く、比較的扱いやすい宝石です。
中性洗剤入りのぬゆま湯に浸し、柔らかめの歯ブラシで汚れを落とします。
よくすすぎ洗いをした後、乾いた布で水分をふき取ります。
ガーネットは硬い宝石ですのが、保管するときは別の宝石とぶつかると傷がついてしまう恐れがありますので、
宝石どうしの接触は避けましょう。
ただし、デマントイドガーネットは、ガーネットの中でも硬度が低いので、取り扱いには注意が必要です。

宝石の特徴ガーネットの特徴  硬度7~7.5

「ガーネット」と聞くと、ワインレッドの宝石をイメージしますが、ガーネットは単一の宝石名ではなく、
7種類の鉱物のグループ名です 一般的にガーネットと呼ばれているのが、
【アルマンディン・ガーネット】。 色は、暗赤色または紫赤色の色調が特徴です。
【 ロードライト・ガーネット】は、紫赤色の色調をもつ宝石で、アルマンディン・ガーネットと
パイロープ・ガーネットの中間の組成をもちます。
【パイロープ・ガーネット】は、透明度の優れた澄んだ赤色の色調をもつ宝石である。
【 デマントイド・ガーネット】は、透明で輝く緑色の色調の宝石でホース・テールと呼ばれる包有物を含む
魅力的な宝石です。とても綺麗な色です。
【スペサルティン・ガーネット】は、オレンジ色の色調をもつ宝石である。美しいオレンジが人々を魅了します。
【グロッシュラー・ガーネット】は、潜晶質構造をもつ緑色またはピンク色の塊状変種と、透明な結晶構造をもつ
オレンジ色、黄色、緑色、褐色などの色調をもつものと2つに分類されます。

Bits of knowledge 「誕生石紹介 ガーネット知識」

ガーネットは色によってとても細分化された名称がついている宝石で、個々に名前がメジャーです。ここでは先ず特によく聞く名称の紹介をカラースケールの範囲でより詳しく説明したいと思います。
【アルマンダイト(アルマンディン) ガーネット】レディッシュ オレンジ~レッド、スライトリー パープリッシュ レッド~レディッシュ パープル。
【アンドラダイト ガーネット】イエロー、グリーン、ブラウン、ブラック。
そしてこちらの中の変種として
【デマントイド ガーネット】透明のライト グリーン~ダーク グリーン~イエロー グリーン。
※[透明]以外は違いますので注意!
【グロシュラライト(グロッシュラー) ガーネット】ライト グリーン~ダーク グリーン、ライト イエロー~ダーク イエロー~レディッシュ オレンジ、無色。
そしてこちらの中の変種として
【ヘソナイト】イエロー オレンジ~レディッシュ オレンジ。エソナイトあるいはシナモン ストーンとも呼ばれる。 【サボライト(ツァボライト)】強いグリーン~イエロイッシュ グリーン。
【ハイドログロシュラー ガーネット】半透明~不透明。グリーン~ブルーイッシュ グリーン、ピンク、ホワイト、グレー。
【パイロープ ガーネット】ミディアム~ダーク レディッシュ オレンジ、レッド~スライトリー パープリッシュ レッド、無色(稀)。
【ロードライト ガーネット】ライト~ダーク パープリッシュ レッド~レディッシュ パープル。
【スペサタイト(スペサルティン) ガーネット】イエロイッシュ オレンジ~レディッシュ オレンジ。
【ガドリニウム ガリウム ガーネット(GGG)】通常無色~ライト ブラウンまたはイエロー。少量のオレンジとブルーも混じる。
【イットリウム アルミニウム ガーネット(YAG)】通常無色。グリーン、ブルー、ピンク、レッド、オレンジ、イエロー、パープルを示すこともある。
このように『色(カラー)』で大きく区別されているのですが、実は驚くことに数種類の鉱物組成が混ざっています。つまり「結晶構造は同じなのですが、鉱物上(化学組成)は同一ではない」という何とも不思議な宝石名称が「ガーネット」なのです。透明が主で有名な宝石の中では異例の存在とも感じます。
別名「ざくろ石」と呼ばれていることは知る人の知っている呼び名ですが、果実のざくろは[丸い実]でガーネットの原石は角々した面のある実のような状態です。そのつぶつぶした結晶が母岩に付いている様を色味も含めて似ていることからそう呼ばれています。パイロープ ガーネット辺りの色合いでコロコロとした角を研磨した粒状の宝石の数々を見ると正にざくろの実に見えて、この様子も名称の伝承に一役買っているようです。更に付け加えるとガーネット自体の語源もラテン語で「種子」を意味する「granatus」ですので古くからそのイメージなんですね。
ジュエリー職人としては「金剛砂」がガーネットでツヤ消し加工に使用していましたよね。さすがに現在のクリエーターはサンドブラスターをお持ちでしょうから粉末はガラスビーズやクォーツでエアコンプレッサーによって吹き付けていることでしょうが、昔はバケツに漏斗ですくって上から落としあてるという原始的なやり方でした。現在もこの硬度があることから紙やすり(サンドペーパー)などの研磨剤に利用されています。
歴史の中では産地で有名なチェコのボヘミア地方があり、青銅器時代から首飾りなどの装飾品に使われていて西洋ヨーロッパの各国に広がっていたようです。その後、産業革命時代に上流階級の人々しか所有出来なかった宝飾品を中流階級の社会まで浸透していった時、特に需要が高くなりヨーロッパ全土で[ボヘミアン ガーネット]が流行して産地が枯渇いていき品薄になり、そしてまた価格が上がるという事があったようです。現代に「アンティーク ジュエリーと言えばガーネット」という印象はこの時代の作品からと思われます。そして、本物のガーネットの代替品としてガラス製造も栄えたことから今も「ボヘミアンガラス」として認知されているとのことです。
宝石鑑定士として悩ませるものには「カラーチェンジガーネット」があります。この変色効果があの高額宝石アレキサンドライトに非常に似た様子を表す為、所見では答えにくいことが往々にしてあります。そしてお客様も「親からアレキサンドライトと言われた。」と引き継いでいて、当店で鑑定して「ガーネット」ですというと「偽物?」と言われてしまいます。確かにアレキサンドライトと言われて同等の金額で購入されていたら騙されたとなりますが、カラーチェンジガーネットは偽物という表現も出来ず店頭では困ることがある宝石です。スリランカ産のものが既に鉱山が閉鎖されていて、現在は産出されていない事でマダガスカル産の良質なカラーチェンジガーネットよりスリランカ産の方がコレクター価格での高額取引がなされる貴重な宝石であるのは確かなのですがね。
そしてまた個人的な嗜好の話ですが、コレクションとしても宝石の純粋で魅惑的な色としても「マンダリン ガーネット」と「デマントイド ガーネット」のことをちょっと付け加えて紹介したいと思います。
マンダリン ガーネットは個人的な主観もありますが、数々ある宝石の色の中で[オレンジ色]というのが一番希少な印象を持っています。ファイヤーオパールやオレンジサファイヤなどそれはそれとしてあるのですが、このマンダリンガーネットが躊躇なく綺麗なんです。ジュエリー作品を制作したくなる「デザインしたくなる宝石!」というのがこの宝石です。見る機会のある方には是非お勧めの一石です。
そしてデマントイド ガーネットは正にコレクターアイテムですね。ご存知の方には極みな話で一般的な記事となりますが、上記のカラー分類からしてアンドラダイト ガーネットの変種という扱いのため、そのカラーだけではサボライト(ツァボライト)との差異があまり無いので厄介な宝石でもあります。但し、鑑定機関の検知に出せばアンドラダイトとグロシュラライトのグループの違いから明確に区別出来ています。「ガーネットなのにこんなに高価なの!?」という希少石です。ダイアモンドのような輝きを持つことから1878年「デマントイド(demantoid)」と命名されたそうです。ロシアのウラル山脈ではじめて発見されクロム分を含むのが特徴、ダイアモンドよりも光の分散(拡散)が高いというのが素晴らしい光沢の秘密です。そしてそして!一番の内容は通称「ホーステイル(ホーステール)《馬の尾》」と呼ばれる繊維状結晶のインクルージョン(内包物)を持つという特徴ですよね。GIAの鑑定士を目指して勉強中、その文献資料や写真は何度も見たのですが、実際の仕入れ現場では数回見たことがあるのみで、しかも馬の尾のように綺麗に棚引いているような状態が見えるものは本当に少ないです。過去の偉人職人方々が制作した高級ジュエリーの展覧会の作品の中に埋もれて入っていることもあります。是非、そんな知見から数々のジュエリー展覧会を楽しまれても良いかと思います。
現在はナミビア産のデマントイドも流通していますが、こちらはクロム含有量が少ないため淡い黄緑色になります。




【産出国】
主要産地国 など
種類によってあるのでGIAテキストより
【アルマンダイト(アルマンディン) ガーネット】インド・スリランカ・マダガスカル・ブラジル・(グリーンランド・ケニヤ・パキスタン・タンザニア・アメリカ)
【アンドラダイト ガーネット】イタリア・スイス
【デマントイド ガーネット】イタリア・韓国・ソ連(ロシア)・ザイール
【グロシュラライト(グロッシュラー) ガーネット】スリランカ・ケニヤ・タンザニア・(ブラジル・カナダ・インド・アメリカ)
【ヘソナイト】スリランカ・ケニヤ・タンザニア・(ブラジル・カナダ・インド・アメリカ)
【サボライト(ツァボライト)】スリランカ・ケニヤ・タンザニア・(ブラジル・カナダ・インド・アメリカ)
【ハイドログロシュラー ガーネット】[グリーンとピンク]=南アフリカ・カナダ・アメリカ、[ホワイト]=ビルマ・中国
【パイロープ ガーネット】オーストラリア・チェコスロバキア・南ア連邦・アメリカ
【ロードライト ガーネット】スリランカ・タンザニア・ジンバブエ・(マダガスカル・アメリカ)
【スペサタイト(スペサルティン) ガーネット】ブラジル・スリランカ・(オーストラリア・ビルマ・インド・イスラエル・マダガスカル・アメリカ)
【ガドリニウム ガリウム ガーネット(GGG)】※キュービックジルコニアが普及する前に一時出回った人造宝石
【イットリウム アルミニウム ガーネット(YAG)】※かつて高額だった人造宝石でキュービックジルコニア普及と共に需要が下がり価格も下がる。



【鉱物組成】
種類によってあるのでGIAテキストより
【アルマンダイト(アルマンディン) ガーネット】Fe3Al2(SiO4)3
【アンドラダイト ガーネット】Ca3Fe2(SiO4)3
【デマントイド ガーネット】Ca3Fe2(SiO4)3
【グロシュラライト(グロッシュラー) ガーネット】Ca3Al2(SiO4)3
【ヘソナイト】Ca3Al2(SiO4)3
【サボライト(ツァボライト)】Ca3Al2(SiO4)3
【ハイドログロシュラー ガーネット】Ca3Al2(SiO4)3-x(OH)4x
【パイロープ ガーネット】Mg3Al2(SiO4)3
【ロードライト ガーネット】((Mg,Fe)3Al2(SiO4)3)
【スペサタイト(スペサルティン) ガーネット】Mn3Al2(SiO4)3
【ガドリニウム ガリウム ガーネット(GGG)】Gd3Ga5O12
【イットリウム アルミニウム ガーネット(YAG)】Y3Al5O12



硬度 :種類によってあるのでGIAテキストより
【アルマンダイト(アルマンディン) ガーネット】:7~7.5
【アンドラダイト ガーネット】:6.5~7
【デマントイド ガーネット】:6.5~7
【グロシュラライト(グロッシュラー) ガーネット】:7~7.5
【ヘソナイト】:7~7.5 【サボライト(ツァボライト)】:7~7.5
【ハイドログロシュラー ガーネット】:7
【パイロープ ガーネット】:7~7.5
【ロードライト ガーネット】:7~7.5
【スペサタイト(スペサルティン) ガーネット】:7~7.5
【ガドリニウム ガリウム ガーネット(GGG)】:6.5
【イットリウム アルミニウム ガーネット(YAG)】:8.25

結晶系:等軸晶系

ガーネット

お問合せ番号_K49645GRVB(上)・P474275GRVD(左下)・W48772GRVB・VRE75D20A重ね付け(真ん中下)・ W43829GEVL(右下)

↓グーグルプラスのガーネット記事はこちら♪

 

グーグルプラスへ