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宝石言葉

【宝石言葉】 10月の誕生石:トルマリン
寛大・貞節・豊かな愛・希望。落ち着きをもたらし、物事を深く考える力を与える。

お手入れ方法

トルマリンは、摩擦などで帯電しやすく、埃のつきやすい宝石です。
使用後は、軽く水洗いし、柔らかい布でやさしく拭いて下さい。

宝石の特徴

トルマリンとはガーネットと同じく、宝石単体の名称ではなくグループの総称です。
その種類は多く、鉱物学では化学組成で分けられているのに対し、宝石名称では基本的にカラーによって分類されています。
トルマリンのカラーバラエティは、レッド、ピンク、ブルー、グリーン、イエロー、ネオン(グリーン~ブルー)、
クロム、イエロー、ゴールデン、バイオレット、カラーレス、ブラック、パーティーカラード、ウォーターメロンなどがあります。
キャッツアイを見せるトルマリンはトルマリンキャッツアイと呼ばれています。
猫の目のように光るキャッツアイ効果はチューブ状の内包物が並行に存在し、光の反射によってそう見えます。

Bits of knowledge 『誕生石紹介(トルマリン)知識』


10月の誕生石であるトルマリンとオパールは奇しくも共に日本でバブル期に宝飾業界のプロモーションなどにより一大ブームのあった宝石で、当時は本当に様々な作品を制作しました。特にトルマリンが多く知れ渡った理由として「健康ジュエリー」としての評価がありました。当社ヴァンモアはゲルマニュウム ジュエリーなどの「健康」を謳い文句にした商品は扱わなかったので、トルマリンも健康に良いとはしていなかったのですが、他店で見聞きしたお客様からそう伝わり当社でも購入されていかれたお客様も多かったと思います。理由としましては「電気石」と言われることが発端ですが、それはあくまでも結晶を熱すると電気を帯びるためとされていて、通常時という事やマイナスイオンを発生しリラックスするとか、遠赤外線を放出するとか、携帯電話などからの有害な電磁波を吸い取るなどとか、実際は科学的に何の根拠もまだないという事はしっかりお伝えしたいと思います。
しかしながらファッションとして身に着けながら健康に良いとは、凄いプロモーション効果だったと感じます。
そして彩度としての色合いもどことなく「和」を思わせる上品なところが日本の女性に似合ったように感じますし、更にマルチカラーで様々な色のトルマリンが天然で存在しますのでより多くの嗜好に合わせやすい宝石ともいえると思います。
また少し詳細な内容を書きますと、「バイカラー」と呼ばれている『二色がはっきりと分かれて双晶したもの』が存在します。これは正に自然の神秘!、もう少し現在も評価が良くていいのではと感じてしまいます。GIA(米国宝石学会)としましては、二色がはっきりと分かれているものをバイカラー、複数の色となりますとパーティー・カラーと呼び名が変わりますので資格を取得する際の試験では大いに泣かされた思い出深い宝石です。もう一つ、「ウォーターメロン」と呼ばれる特徴的なトルマリンもありますが、『中央がピンクで周囲がグリーン』と定義付けされていまして、その色が逆転しているとただのパーティー・カラー とされます。宝石名称は世界中で使われていますから統一見解は本当に難しいですね。
その他に有名になったトルマリン名称としましては一つ目に「ルベライト」があります。ルベライトは、ルビーと同様の美しさがあり色範囲もピンク~レッドとしていますのでルビーライトのような言い回しから派生した名前のように感じますが、実際はラテン語の「ルベルス(ルベリウス)rubellus」「赤い 」という意味が由来だそうで、同じ赤いルビーも同じ語源 から名付けられているから勘違いの原因のようです。それにしても昔はルビーと間違われるほど綺麗な宝石と言われていました。
そしてもう一つ有名になった「パライバトルマリン」を説明しなければいけません。その宝石名にあるようにブラジルのパライバ州から採掘された鮮やかな青緑のトルマリンを指していて鉱物組成に銅成分の影響を受けるとこの色になります(現在はパライバ州近郊で採掘されたものでもこの状態の物はパライバトルマリンと言われ流通しています)。当時宝石店の流行の状況としては、タンザナイトのブームがひと段落して新たな宝石のブランディングを待ち焦がれていた市場に突如として現れた救世主とでも言いましょうか、そんな突然の登場を感じるような目覚ましい宝石でした。その理由を今見返してみると、1989年以降には既に良質の結晶からカットされたパライバトルマリンが世界の宝石市場に供給され始めていました。しかし発見後の約10年間、鉱脈の所有権を巡って争いが続き採掘活動がほぼ行なわれず、その結果希少性を増す噂まで流れ価格の急騰を起こしたとされています。予期せぬブランディングだったのかもしれませんね。
当時ヴァンモアはその価格状況をみてあまりにも法外と感じ、ピークの時期の仕入れをストップした経験があります。今もその決断は正しく、当時のお客様にも適正価格のものしか提供していないので負い目もありませんし、現在に至るまでブームに残された高原価の在庫を持つことなく健全経営が出来ています。宝石という材料の輸入や仕入れにはとてもシビアなタイミングがあり、職人でもデザイナーでもそのことを知っていることはとても重要な業界だと実感した宝石の一つです。
またトルマリンは【珪酸塩鉱物】の一つとしてかなり複雑な鉱物組成をもっているため主要成分で表すと「(Na,Ca)(Mg,Fe)3Al6(BO3)3(Si6O18)(OH)4」 と書かれますが、 他に様々な成分とも結合しますので上記で表現したように様々な色のトルマリンが天然で存在する結果となっています。虹色の七色から褐色/濃緑色や黒色など、ほぼ全ての色相があると言っても良いです。

【産出国】
ブラジル・アフリカ各地(モザンビーク、ナイジェリアなど)・スリランカ・アメリカなど

【鉱物組成】
(Na,Ca)(Mg,Fe)3Al6(BO3)3(Si6O18)(OH)4 他
硬度 :7~7.5
比重 :3.04-3.07
結晶系:六方晶系

お問合せ番号_W50335TPVE(左ペンダント)・W44426TPVU(右上ペンダント)・C50704ROVB(ピンブローチ)

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