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宝石鑑定士による宝石の解説とお手入れ方法
ハイクオリティショップ。
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ヴァンモアリフォームページ
宝石言葉 アンデシンスペクトロライト

【宝石言葉】アンデシン
変化・調和。全く逆の2つのエネルギーをあわせ持った石。

【宝石言葉】スペクトロライト・ラブラドライト
情熱的・危険な愛。人智を超えた直観力、洞察力として表れる石。

お手入れ方法 スペクトロライト・ラブラドライトお手入れ方法

普段のお手入れは、汚れや汗などを乾いた柔らかい布などで丁寧に撫でるように拭き取ってください。
【アンデシン】
紫外線や衝撃には弱い宝石で注意が必要。劈開が完全なため、(特定方向に割れやすい性質)衝撃には弱い宝石です)
そのため、超音波洗浄機などの振動で汚れを取る方法はおすすめできません。熱に弱い性質もありますので、高温になる場所は避けて保存することをおすすめします。
【スペクトロライト・ラブラドライト】
衝撃と圧力に弱いので保管には注意が必要。
汚れが目立つ場合は、専用クリーナーか中性洗剤入りのぬるま湯を使いながら、柔らかめの歯ブラシなどで汚れを落とします。よくすすぎ洗いをした後、乾いた柔かい布などで水分をふき取りましょう。
汚れが落ちにくい ようでしたら、宝石店で洗ってもらいましょう。

宝石の特徴アレキサンドライトの特徴  硬度8.5

アンデシンは、ラブラドライトやムーンストーン、サンストーンが属するフェルドスパーという鉱物の一種です。
特徴ラブラドライトとオリゴクレース(サンストーンが有名)の中間に位置する鉱物で、両方の成分を半分ずつ持っている鉱物です。ラブラドライトは、何色とも言い難い、半透明の石の中に様々な色に光輝く神秘的な石です。

Bits of knowledge『ヴァンモアが贈る究極の豆知識 テーマ

宝石の中には見た目が全く違う個性的な美しさを持ちながら実は同じ種類に属する事があります。これは昆虫や植物などの種類分けの際にもよくある事かと思います。この宝飾業界に入って宝石学会鑑定士の資格を取得しようと日夜勉強していた頃、【ラブラドライト】【スペクトロライト】【アンデシン】が同種という事を知ってとても関心を抱いた記憶があります。そこで今回、もう少し詳しく調べてみました。

シルバーアクセサリーやヒーリングストーンといった作品を扱っているお店に行くと「ラブラドライト」という宝石名は聞いた事があるかも知れません。数十年前から人気はありバイヤーとしての経験では昔、とても濃くて光源をあてると満点の星空を天体望遠鏡で撮影したような宇宙を凝縮したように感じる宝石という印象でしたが、近年はその人気からかその濃い神秘的な色合いが少なく薄い色ながらも[イリデッセンス]と言われる独特な虹色の輝きを示すものが多く扱われているようです。そのちょうど濃いラブラドライトが少なくなって来た頃、創作ジュエリーを作家として多く制作していたのでまだまだ仕入れたかった時に「スペクトロライト」という宝石に国内の仕入れ会で出会いました。色合いやムードが似ていてこちらも創作意欲の湧く自然が織りなす芸術のような宝石で、同じように多く仕入れて作品にしてきました。色合いが違っていて表現するなら、金属のチタンに陽極酸化処理で虹色を持たせた時、特に紺色を多くしたときの表情。自然ではオーロラのある夜空のようなと表現したい宝石です。
お客様が気に入られてご購入される際にも、しっかり「ラブラドライト」と「スペクトロライト」を分けて説明していました。しかしながら元を辿ると《フェルドスパー(feldspar)》【和名:長石(ちょうせき)】の一種で、更にどちらも【和名:曹灰長石(そうかいちょうせき)】とも呼ばれる斜長石の一種として同種の宝石となり表現名が違うだけで困惑する説明になることもありました。
この表現名に違いがあることは、ラブラドライトがカナダのラブラドル半島で産出した事からこの名前がついたのと、スペクトロライトはフィンランドのユレマ地方でスペクトルの虹色に輝くことからこの名前がついたとされている産地の違いが影響しているようです。日本国内ではラブラドライトの方がメジャーなことからスペクトロライトには「別名:ラブラドライト」と表現されることもありますが、宝石知識としては間違ってはいないようです。

このようにラブラドライトとスペクトロライトは表向き似ていながら違いがあるものと区別していたのですが実は同じだったという結論と、もう一つの「アンデシン」という宝石が同じ種類という驚きは見た目が全く違う事から意外だった例の一つです。
アンデシンは宝石として流通しているそのほとんどが「透明な赤味の強めなオレンジ色」です。薄いオレンジのマーブル模様や、薄いグリーンとのグラデーションで《フローライト(fluorite)》【和名:蛍石(ほたるいし)】に似た表情の物もありますが、宝飾品として作品を制作する時にはこの透明で赤味のオレンジ、類似石で思いつくのはリンク画像ファイアオパールリンク画像マンダリンガーネットといった極めて綺麗なオレンジの宝石のような色なので「ラブラドライト」や「スペクトロライト」とは全く違うのですが実は同じ『長石』に属していてリンク画像ムーンストーンとも同じ分類の宝石という事になります。その為、現在その他の長石類宝石界の中では希少価値が高く高値で取引されていて、チベット産のアンデシンには特別に「チベットナイト」という特別名称で売買されていることもあるようです。
正確には【和名:中性長石(ちゅうせいちょうせき)】で鉱物としては古くからあるのですが、宝石品質として流通したのはとても最近で新しい宝石という印象です。
職人としてはリンク画像ファイアオパールと同様に硬度が低い方の宝石ですので、石留に細心の注意が必要な宝石です。

人も見た目や性格がいろいろあるように、宝石の特徴にも見た目で判断してはいけない要素がたくさんあると自然から学んだように感じた例の一つです。

《ラブラドライト(labradorite)》【和名:曹灰長石(そうかいちょうせき)】
【産出国】 主要産地国 フィンランド・カナダ・アメリカ (その他の産地 ケニヤ・マダガスカルなど)
【鉱物組成】 NaAlSi3O8 と CaAl2Si2O8 の間を変動する
硬度 :6~6.5
比重 :2.65-2.75
結晶系:三斜晶系

《スペクトロライト(spectrolite)》【和名:曹灰長石(そうかいちょうせき)】
【産出国】
主要産地国  フィンランド・カナダ・アメリカ (その他の産地 ケニヤ・マダガスカルなど)
【鉱物組成】
NaAlSi3O8 と CaAl2Si2O8 の間を変動する
硬度 :6~6.5
比重 :2.65-2.75
結晶系:三斜晶系

《アンデシン(andesine)》【和名:藍方石(らんぽうせき)】
【産出国】 主要産地国 ロシア(ウラル)・チベット・コンゴ民主共和国・モンゴル・アメリカ・カナダ・オーストラリア・アルゼンチン・コロンビア・ノルウェー・イタリア・インド・パラグアイ共和国など 
【鉱物組成】 (Na,Ca)Al(Al,Si)Si2O8
硬度 :6~6.5
比重 :2.56-2.69
結晶系:三斜晶系

アンデシン

お問合せ番号_C48197XPVB(ペンダント)